うごメモで無差別通報した相手を知る方法はありますか?という小学生の質問に、大人気なくもコメント欄で説教してたのだけど、質問自体をキャンセルされたらしくそこにせっかく投稿した文章が他の人の目に触れなかったことが少し残念なので下書きをここにアップしておきます。


以下がその下書き。(下書きなので改行していない)


通報というのは密告みたいで悪いイメージしかないけど、どうしてはてながその通報という仕組みをとっているかというその辺の話をしようか。これから書くことは非表示にされてもおかしくない話なんでそのつもりで。
まず、任天堂っていうのははてなに比べてものすごく大きな会社なのは知ってるよね。任天堂DSiうごメモっていう無料ソフトをバンドルすることを考えたんだけど、その作ったメモを公開する場所としてはてなに白羽の矢を立てたわけ。どうして自社でやらなかったのかはもともと無料のソフトのため、自社経費でやると採算が取れなかったからかもしれないし、ポータルが得意でない任天堂はてなを引き込む試金石だったのかもしれない。ただはてなもただ黙って公開場所を提供するんじゃなくて、ネットに公開されたメモが一度審査を受けて有害なものを排除した物だけをDSiで見れるようにするというアイデアを考えた。それは任天堂にとっても願ったり叶ったりだが実ははてなには思惑があったんだ。審査という仕組みの為にユーザー間の通報という仕組みを取った。そして通報すればスターが貰えてそのスターは他のメモの評価に使えるようにした。そしてスターの数が評価として浸透したところでスターボックスを販売して収益に結びつけてしまった。任天堂うごメモでの収益に対しては慎重だったと思うけど有害なものを審査するという建前で収益に繋がるスターをなし崩し的に認めさせてしまったわけだ。更にはてなうごメモの利用者増を狙うならパソコンでもうごメモを作れるようにすればいいのだけど、それをしないところを見ると任天堂はDSユーザーがパソコンに移行することを嫌って認めないんだろうね。うごメモの子供たちが無差別通報とかで騒いでる影で大人達はもっと違う事情で物事を決めているんだよ。