とりあえず言っとけ祭

数年振りにはてなの社長こと近藤氏が人力検索に現れたということで、マンネリ化していた人力検索も一刻の盛り上がりを見せた。人力検索の機能要望の質問では短時間で多数の回答が付き、人力検索利用者のシステムに対する問題意識や不満の大きさを認識されたと思う。また、数年前には無かった短文での回答の多さに驚いたのではないかと思う。たくさんの回答が集まったように見えて実質的に内容のある回答は半分で、それ以外はうごメモ等の年少者によるものであったわけです。

 
実を言うとこの直前に私は近藤氏に最初で最後であろうメッセージを送っています。それは例のポイント集めの質問が年少者を巻き込んで活発化するのを看過できないとして、「人力検索で今起こっていることをご存知でしょうか?」という書き出しで直接訴えかけた内容でした。ただ直接訴えかけるような方法はルール違反だと思うので金輪際行わないようにしようと思います。その為かは定かではありませんが時期を置かず該当3質問は非表示となりました。


そのすぐ後の氏の数年ぶりの人力検索での質問を考えると、ひょっとしたら私のメッセージが人力検索に目を向けるきっかけになったのかもと邪推します。メッセージを送る際、気まぐれでポイントを100ポイントにしたのでそれを人力検索の質問に使ったのかもしれないと。


私やたぶん多くの人が求めていたことって、目に見える運営なんじゃないかと思います。システムが悪かろうと管理者が近くに感じられるシステムはこの先の希望があるからとても魅力的です。でもいつしか違反の通報や要望を正規の方法で送っても何のレスポンスも無くなってしまっていました。声を上げても無駄であると思って見限ったユーザーは去っていくだけでしょう。私のようにいつまでもしがみついてるユーザーもいるけどね。


まさかこれは見られてはいないと思うけど、以前こんな生意気なタイトルでブログを書いたことがあります。
人力検索はどうして失敗したか
その最後にこう書きました。


はてなの運営はどうすればいいかわからなければ聞けばいいのです。その為の人力検索でしょう」