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羊親子でもわかるかもしれない悪質サイト対策
子羊 「え〜ん、え〜ん」
母羊 「どうしたの?」
子羊 「何にもしてないのに、何にもしてないのに」
母羊 「それではわかりません」
子羊 「パソコンの画面にお金を払ってくださいって」
母羊 「あら、大変。でも解除するにはここにメールしてくださいって書いてるから解除のメールをしてみようかしら」
神様 「お待ちください」
母羊 「あら神様、人の家を覗き見してたんですか。イヤラシイ」
神様 「あなた達の大声が外まで聞こえてましたよ。無線LANの電波が家の外に漏れる心配よりも大声の心配をしたほうが・・・」
母羊 「せっかく出てきてもらったけど、解決しました。ここにメールすれば解除できますし」
神様 「それは辞めておいたほうがいいですよ。そうやってメールアドレスを収集している悪質業者もいます。身に覚えが無ければほとんどの場合無視して大丈夫です」
母羊 「巷ではワンクリック詐欺なんてよく聞きますけど」
神様 「ワンクリック詐欺の場合は、不当に契約をしたように見せかける物で、契約には当然内容の表示義務があるので契約事態はなされていない場合がほとんどだから、支払義務は無いんですよ。むしろメールアドレスとかを教えてしまうともっともらしいことを書いた催促のメールが来たりするので気をつけたほうがいい」
母羊 「神様、そういう詐欺サイトがあったら教えておいてよ。今度から気をつけるから」
神様 「そういうサイトは無数にありますよ。そしてそういうサイトの一覧はあまり意味が無い。なぜかと言うと悪質業者っていうのはアドレスを定期的に変更したり作り替えたりしてるからだよ。だから專門に収集したり見分けるノウハウを持ったプロに頼むことになる」
母羊 「私とりあえずボタンあったら押してみる性格だから・・・でもどうすれば」
神様 「こういうのはフィルタリングって言って悪いサイトを見せなくしてくれるサービスやソフトがいろいろある。市販のアンチウイルスソフトにもたいていフィッシング詐欺の機能が付いているよ。大人なサイトとか子供に有害なサイトを見せない為にはi-フィルターやプロバイダーが提供するサービスがあるね。@niftyやDION、OCNなどにももちろんあるから入っているプロバイダを確認してみるといいかもしれない。Googleで検索をよく使うようだったら、Googleのトップの右上のオプションの検索設定からセーフサーチフィルタリングを強に設定しておけば簡単にアダルトを検索対象からはずすことができるよ」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/02/news069.html
子羊 「パソコンが壊れたみたい。プラウザを開くたびに変なポップアップが開くんだ」
神様 「それは悪いActiveXコントロールをダウンロードしたみたいだね」
子羊 「何かかっこいい名前」
神様 「仮面ライダーXではないぞ」
母羊 「時代が古・・・」
神様 「そのActiveXというのは、InternetExploreなどのプラウザをを拡張するプラグインなんだけど、制限が緩かった為に悪質なマルウェアの温床となることが多かった。大人な動画を見ようとしたらActiveXをダウンロードするように求められ、プラウザを開くたびに知らないページが勝手に開いていかがわしい広告のポップアップが出るようになったりする。ActiveXのインストールは信頼できるサイト以外では気をつけなければいけないんだ」
子羊 「お母さん、大人な動画って何?」
母羊 「何でもありません」
神様 「このパソコンも悪いActiveXをインストールしてるようだから、削除してウィルススキャンをしておこうね」
http://www.confrage.com/windows/ie/del_activex/del_activex.html
子羊 「でもボク、こんな大人なサイト見たこと無いよ」
母羊 「さては父羊!!」